CONTENTS
1.ニューヨークとは?
2.ワールド・トレードセンターって何?
3.Amtrak社の今日・・・・・
4.Acelaについて・・・・・
5.Amtrak・Acelaの鉄道模型製品について・・・・・
6.終わりに・・・・・
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ニューヨークとは?(How do you feel this City?) |
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アメリカ合衆国という国の大都市のひとつ。北緯40度西経75度、北東部大西洋岸、ハドソン川河口付近に位置している国内最大の商工業、そして世界経済の中心的存在の大都市。
大都市であるがゆえ、被服、印刷・出版と食品加工という所謂都市型工業を中心とし、機械、造船化学……などの産業も盛んなようである。
2002年現在の総人口は、約738万人。この都市の中心街は、マンハッタンと呼ばれている島である。ちょうど東京の山手線が走っている内側の面積とほぼ同じ広さには、約155万人にものぼる人々が生活している現実に、思うに、少々窮屈に感じてしまうのは私だけではないはずだ。
人種の構成は、移民国家・アメリカ合衆国を象徴しているため、またこの都市自身がそれら多くの移民の窓口になってきた過去の長い歴史、その流れにより、大まかに分けて白人系・83.55%、アフリカ系・12.4%、アジア系・3.3%、アメリカ先住民族系・0.8%他とさまざまな様相である。
ニューヨークは今も昔も移民の街。
簡単に移民の流入の歴史をたどって見れば、最初にこの地に移り住み始めたのは、イギリス系でした。その後ドイツ系。19世紀の西部開拓が華やかかりし頃、アイルランド系が大量に流入し、さらにはイタリア系、ユダヤ系……と続き、20世紀に入ってからは、その他の地域からやって来た所謂、白人以外の人種の割合が極端に高くなっており、その現象が今日まで続いているようだ。
もしかしたら近い将来には、先ほどご紹介した人種構成、その比率が大きく変わる時が来るかもしれませんね。
一度でもニューヨークを訪問した時、「わ〜英語が通じない!!」などと少々ショッキングな経験をお持ちの方々も多いかもしれません。それもそのはず。この都市の住民の3.5人に1人がアメリカ以外の国々にて生まれ、ここにて生活しているんですから……。
以上、とにかく私ごときがつたない文章でこの都市のすべてを完全に書き尽くせないほどに多種多様な顔と深い魅力を持っている都市、それこそがニューヨークです。
「機会と時間があればご自身で訪れて下さい!」とのメッセージを残しながら、このコーナーの締めくくりとさせていただきます。
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ワールド・トレードセンターって何?(About W・T・C) |
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昨年9月11日、アメリカ合衆国各地にて発生した同時多発テロ(ゲリラ)。残念ながらそれら一連のテロ(ゲリラ)活動の舞台において主役的な存在となってしまったのが、このWORLD
TRADE CENTER(世界貿易センター)ビルです。事件当初、そしてこれからも多くのマスメディアが、この真相について迫り、折に触れて紹介するでしょう。
また、合わせて、この建造物の無残な荒廃ぶりを私たちに歴史の記録として発信し、それらの映像を受け取った方々の中には、それぞれがそれらの画面をそれぞれの脳裏に焼き移してしまうような気がしてなりません。(私なんか、今でも瞬時に脳裏を掠めてしまう=変かもしれない?)
さて、私も可能な限りですが、今回のテーマを選んだ段階から、いろいろとこれらの事柄について関係ある映像、各種出版物に終始当たってみました。
この建造物って1970年代初頭の完成であり、オーストラリア・シドニーにあるオペラハウスと並ぶ20世紀という時代、富の象徴的存在の建物であったこと。そして、この建造物の設計とデザインは、日本の大学を卒業し、1964年に渡米した日系二世の建築家ミノル・ヤマサキ氏が請け負って、ポートオーソリティなる高いレベルを持った技術者集団が建設にあたり、勢い110階建てという夢のような高層建造物を現実のものとした。ちなみに建設状況は大きく異なっているでしょうが、当時の日本国内においてはせいぜい10階建ての建築技術しかなかったらしく、だからこそ、この建造物の完成は、当時から、内外問わずにとてもインパクトがあったんですね。
あれから約30年の歳月が流れました。20世紀という時代、その富の象徴、文明の証であったこの建造物は、皮肉にも文明の証によってできた乗り物、航空機の突入より、瞬時にしてその生涯を無残な形で終えてしまいました。
誰もが予想せずに忽然と消えたワールド・トレードセンター。この事件の根底は、何か? 考えてみた暁に浮かび上がってきたのは、「形あるものいつか壊れる」という諺とこの建造物も突っ込んだ航空機も人間が考え、生み出した物。そしてこれら一連の事件の根底にあるものは、我々が日々利用しつつも、ついつい忘れがちになってしまうようなエネルギーの源である石油。物事を複合的な観点より追求を行うと本当に広く深いが、結局の所は、ひとつの答えがいやおう無しに正体を見せるから本当に不思議です。
さてこれからこの建造物が建っていた跡地は、どのように成っていくのでしょうか? 今現在は、VIEWING PLATFORM(グランド・ゼロ)という現場一帯を見渡せるような一般展望台が設置され、数多くの訪れる人々に、それぞれの思いを抱かせているようだ。近い将来には、跡地利用として、50階以下の商店と住宅のビル、各種交通機関が乗り入れる巨大ターミナル、そして追悼メモリアル等の建設が具体的な計画案として上がっているようだ。
"Never I Forget World Trade Center" |
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Amtrak社の今日……(Amtrak's Now) |
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連邦政府直轄で走り続けた30年。(先ほどのWTCじゃありませんが)同じ頃(1970年代)に全米各地域に存在していた多数の鉄道会社、その組織が抱えていた赤字の代名詞的存在であった旅客部門を完全に切り離し、民間資本が中心の国家にもかかわらず、国営企業として正式に発足させたのが、このAmtrak社です。
発足以来、幾多の存亡の危機を連邦議会ならびにその鉄道族議員らの手厚い援護により、何とか今日まで継続してきたようだが、元々この組織の持っていた構造的欠陥が多量の累積赤字を生み、加えて2000年に華麗に走り出した北東回廊(ワシントンDC〜ニューヨーク〜ボストン間)の期待の星、アメリカ版新幹線のAcela(アセラエクスプレス)の無計画きわまりない過程とその後に発覚した数々のシステムの欠陥が傷口をさらに大きくさせたらしく今日、私が耳にしている情報は、決して良いとは言えないのが正直、とても残念で仕方がありません。
昨年9月のテロ(ゲリラ)以降、全米全土にて特に、長距離旅客輸送が前年比に対し、約14%も増加したという、唯一の明るい話題もありましたが、その無理がたたったのか?数ヵ月のうちに列車の脱線事故も何回か起こしてしまい……あたかもリング上で大ラスにアッパー・パンチを下から完全に食らい、失神状態に陥ったボクサーのような状況下のようです。(※すべてのこのアクシデントの原因がAmtrakじゃないんですが……)
現地からの報道によれば、Amtrak、その組織の将来は、あと1ヶ月ほどのうちに答えが出る予定です。
日本の国鉄再生委員会のようなものが、実は1997年に組織されていたようで、2002年までに更正しなければ……とのお墨付きだったようです。
とにかく何はともあれとても厳しき今のAmtrak社。
将来、アメリカという国から、旅客輸送というものが消えちゃうんでしょうか? |
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Acela(アセラ)について……(About Acela Express) |
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広大な国家・アメリカ合衆国内にAmtrak社が唯一完全管理している路線が、北東回廊と言われている、ワシントンDC〜ニューヨーク〜ボストン間です。
同区間における他の交通機関(特に航空機)との競争は、年を追うごとに激化し、それらに取られた旅客を少しでも取り戻すべく、また今日までこの区間で長年に渡って大活躍してきた機関車軍(代表は、AEM-7やF40PH)の置き換えと各種施設の完全リニューアルを目論んだ結果により、21世紀初頭に日の目を見たのが、今回ご紹介しているAcelaという高速列車なんです。
営業運転開始は、2000年12月11日。実は、この営業日も直前まで、具体的になかなか決まらず、当初の予定を完全に流しまくった上で、この日から動き始めたようです。(遅れの3つの原因は、新型車両の未完成、路線施設の老朽そして乗務員を中心とした関係者のトレーニング不足)
さてAcela(アセラ)という名の由来は、何か?
より速く(Acceleration:加速)とより快適に(Excellence:卓越)の2つの単語を上手く組み合わせて作られた造語。
この区間を走行する車輌は、2種類ある電源方式のどちらにも対応すべしとの予定から……
@フランス・BB36000型をベースとしたHHL型(機関車単体)
ATGVのような客車を中間に挟み前後に専用牽引機関車を連結する
以上のような2種類の機関車が製造された。
しかし現在の所、あまり@のHHL型の方は話題がなく、もっぱらAcelaと言えば自然とAとなりつつあるようだ。
編成は、前後に専用機関車を、中間には(台車に振り子機構を持っている)ファーストクラス客車・1両+ビジネスクラス客車・4両+ビストロ客車・1両と合計8両となっており、最終的には、20編成が製造される予定となっている。
将来があるならば、最高時速240km/hでの運転とされ、北東回廊の全区間を3時間以内で走破する計画となっている…… |
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Acela(アセラ)の鉄道模型製品について……(Acela's Model) |
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それまでの期待が大きかった割りに失速した感のある本物のAcela、その列車。
鉄道模型製品については、実車が登場したのと同じ頃、BACHMAN社(製造・中国)から、その高級仕様とされているSpectrumシリーズにて(HOスケールで)の発売とされた。日本国内においても勿論、上陸し、店頭にて外国型模型ファンが手にとり、その後に購入すると決断した方々も多かったんじゃないかな?なんて思っております。
さて、私も本物の編成両数と同じように(8両)、そのすべてを揃えてみました。
先頭車部分は、片一方がモーター車、もう一方がトレーラー車となっており、製品重量もそれぞれ適度にあり、安定走行が可能なようになっております。ヘッドライトもテールライトも点灯し、私が特に驚いたのは、乗務員扉に指先をやれば、内側に少々引っ込む。このギミックでした。(プラの量産製品でよくやった!!)
しかし、両先頭車にそれぞれ載っているパンタグラフは、架線集電装置の対応機構がなく、日本型HO16番と同じように、完全ダミーであり、この点を少々残念に感じてしまいました。Amtrak社の唯一の電化区間のエースなのに、模型製品はこのような非対応型ですから・・・・・。
さて客車部分もシッカリと観察してみましょうか!
実車のとおり、日差しの照り返しを防ぐため?ガラス部分は少々茶色がかったクリアー部品を使用しております。先ほどの先頭車両同様に車体のシルバー塗装とAcelaをイメージをしたマークもとてもシッカリと印刷済み。しかし、台車サイド部分の堀の浅さ、車内灯の暗さ加減、そして車体を完全分解したら明らかとなってしまった、接着剤を要所要所に使った組み立て方法に正直、幻滅してしまった私です。
たしかに世の中のプラ製鉄道模型製品、そのすべてがプラ素材どおしの正確な完全はめ込みのみで完成すべし!などと言う気はございません。しかし将来的に車内灯が切れたとか具体的な本体修理が必要となった段階に、一体どうすれば良いんでしょうか? 多分恐ろしくて一般の方々は、開けるという作業すらなさることがないかもしれませんね。
私が今日まで経験したことにより感じたところ、完成した鉄道模型製品には2つの思想があるようです。
1つ目は、ドイツや日本のように長年愛用してもらうため、車体上下を簡単に開けることが可能な方法。その多くはネジ止めであり、メーカーは、追って修理部品の販売をすることもある。
2つ目は、今回の製品のように、上下分割もままならず、壊れたらそのまま捨てるしかはない。という方法。(BACHMAN社や近年発売したLIMA社の製品)
とにかく本当に奥が深い世界ですね。完成し、世の中に出た数々の製品、その完成した裏には結果として、製作者(メーカー)自身の思想や製造方法が含まれ、そして反映しているんですから……。
最後にこのコーナーの締めくくりとして、Acelaの製品ラインナップを紹介します。
なお、販売内容と販売価格(税抜き)は、日本国内・(株)天賞堂のものをベースとします。
1.セット販売
●"Acela Express" 基本5両セット ¥30,450(税込)
(セット内容・両先頭+ファーストクラス客車+ビジネスクラス客車+ビストロ客車)
●"Acela Express" 増結中間3両セット ¥12,600(税込)
(セット内容・ビジネスクラス客車×2両+エンドビジネスクラス客車×1)

2.単体販売
"Acela Express"
#81949 先頭車2両セット ¥17,850(税込)
#89941 Express Cafe
#89942 1st Class
#89943 Business Class
#89944 End Business Class
以上までの中間客車 各¥4,200(税込)
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終わりに・・・・・(End of this Story ) |
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いかがでしたか……? 今回の第9回目では、崩壊してからあと数日で1年という歳月を送ってしまう、ワールド・トレードセンタービルをきっかけに、合わせて、約1ヶ月後に大きな転換期を迎えてしまうであろう?アメリカ・Amtrak社につきまして、私なりにご紹介させていただきました。
明日からも私自身、好奇心旺盛に地球上にある鉄道と模型を求めて、北に南に元気に走ります。
(どうぞご期待ください!) |
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"Thank you very much for you reading
this program"
"It's great honor for me to write this program, I think"
"Relax With ModelRailways!"
《この文章に登場する鉄道模型は、主に当社で扱っている商品ですが、連載の中には扱っていない商品もありますので、あらかじめご了承ください》
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